• 火曜日, 2月 15th, 2011
「この野菜は、今が旬だよ!」という説明をしても、ぽかーん。「だって1年中スーパーにおいてあるじゃない」
そうですよね。今は、ほとんどの野菜が1年中スーパーで売られるようになっているので、どの野菜が、いつが旬なのかだんだん分かりにくくなってきていますよね。
「いつも売られているから旬なんて関係ないんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱり旬というのはとても大切で、旬の時に食べるのとそうでない時に食べるのとでは、栄養価に大きな違いがあるそうです。
春には、苦味のある野菜のふきやぜんまい、わらび、うど、タラの芽などの山菜が多く採れます。苦味のある野菜を採ることによって、寒い冬を過ごしてきた人間の体を起こしてくれるという働きがあるようです。じゃがいもや玉ねぎ、キャベツなど、通年出回っている野菜たちですが、それぞれに新と付くように、新しく収穫され、とても柔らかいのが特徴的です。この柔らかさはこの時期だけのものですね。
夏には、さっぱりとした野菜が多く採れます。トマトやなす、ピーマンなどの色が濃い物が多いですね。これらには、体を冷やしてくれる効果があります。
秋には里いもやさつまいもなどこっくりとしたいも類が採れます。これから来る寒い冬に向けて準備しているのでしょうね。きのこ類が採れるのも秋ですね。食欲が増す秋に採れるきのこですが、ローカロリーなので食べ過ぎても安心です。
冬には大根、かぶ、白菜などの体を温めてくれるものが多く採れます。
旬の時に旬の野菜を選ぶことは、私達の体にとっても、とても大事なことですね。
Category: 旬の野菜 - 春・夏・秋・冬